NHKでパリス・ヒルトンをとりあげたアメリカのドキュメンタリーを放送していた。タイトルは「パリス・ヒルトン株式会社」
お騒がせセレブと言われるパリスの広報戦略とマスコミ報道についてといった内容だった。
アメリカでのパリスの扱いは、日本人にはあまりピンとこないけど、映画の代表作があるわけでも、ヒット曲があるわけでもないのに、お騒がせセレブの称号だけで、日本にまでその名が轟いているわけだから、アメリカでは、超度級の扱いなんだろうということは想像できる。「世界で一番過大評価されてる人物」としてギネスにのっているというのも凄い。一時期、ワイドショー専門タレントだった神田うのを家柄、収入、知名度、お騒がせ度、勘違い度などすべての点で10倍ぐらいグレードアップした感じ?
パリスは、交通違反で刑務所に収監されたことがあるが、この時のアメリカメディアの過熱ぶりは凄まじかったらしい。それまで芸能ゴシップとは距離を置いていたはずの、大手ニュース番組でも、法律違反という明確な事件性があったことで、雪崩をうったように、パリス報道一色になったようだ。連日、パリス関連のニュースを読まされるのにうんざりした女性キャスターが、番組中に「もうこんなのは読みたくないわ」と、原稿を丸めて捨てていた(笑)。
日本では、昨年、酒井法子が覚せい剤で逮捕され、マスゴミは上を下への大騒ぎだった。通常番組をやめて、のりP特番を組んだアホなテレビ局まであった。
そして、釈放後の会見も大きな話題になった。その時の彼女は、反省と後悔の態度を見せることにすべての神経を集中させていたに違いない。そして、それはうまくいったと言えるだろう。パリスも出所後のインタビューでは、しおらしく反省している態度を見せることに腐心したようだ。そのために、専門家を雇ったと番組では言っていた。しおらしいパリスなどつまらないという意見もあったようだが、それは概ね成功したようだ。ついでに、出所後の彼女は、ボランティアに熱心なキャラを演じることにしたらしい(笑)。
最近、しおらしく会見した人といえば、沢尻エリカだ。会見の演出には、夫である謎のハイパークリエーターが絡んでいるのだろうが、これが成功したかどうかと言われると微妙だ。同じお騒がせでも、のりPやパリスと比べると、スケールが小さい。そもそも、騒動の発端は会見での態度の悪さであって、法律違反ではない。
パリスやのりPの会見で、その場しのぎのしおらしさが通用したのは、反省すべき事件を起こしたからだ。二人の反省は、事件を起こしたことに対するものであって、それまでの自分自身の性格や態度に対してではない。パリスだって、お騒がせだけなら、しおらしくする必要はなかった。でも、沢尻エリカは、自分の態度に対して、反省したふりをしてしまった。ということは、これからもずっと、しおらしい態度をし続けなければならないことになる。パリスものりPも、今後、二度と法律違反を犯さなければ、しおらしい態度をとり続けなくても叩かれないが、沢尻エリカは、ずっとしおらしい態度をとり続けないと反省していないと言われてしまう。会見などせずに、「反省してますか?」と聞かれて「別に?」とニッコリ笑うほうがよかった気がする。ま、会見しようがしまいが、変なおっさんと結婚してしまった時点で、女としても女優としても、価値が下がってしまったけど。
2010年03月20日
ふ〜ん。パリスとのりPはOKで、沢尻エリカはダメなわけ。
posted by らいと at 23:06| ふ