2013年06月24日

ふん!「女性目線」は、女を馬鹿にしてる

選挙期間になると、駅前とかで候補者がマイクで怒鳴ってる場面に出くわすわけだけど、その内容は、庶民気取りのくせに庶民目線とはほど遠い。
「今の悪政を正さねばなりません!」とか「アベノミクスで皆さんの生活はよくなりましたか!」とか、庶民の神経を逆なでするようなことしか言わない。
庶民は、民主党政権で「悪政」の見本を知ってしまったので、安倍内閣が悪政だと言われてもただの負け惜しみにしか聞こえない。
「アベノミクスは庶民に恩恵がない」と言われても、3年超の民主党政権で、庶民はなんの恩恵も受けていないし、自分に恩恵があろうがなかろうが、株価が安いより高いほうがいいことぐらい貧乏人だって知っている。
そもそも庶民は、金持ちを妬んでるに違いないという前提なのが馬鹿にしている。

「庶民目線」が庶民を馬鹿にしているのと同様に、「女性目線」を訴える奴も、女を馬鹿にしている。
先日も、選挙運動中の誰かがマイクでこう叫んでいた。「横浜市で待機児童をゼロにすることができたのは、横浜市長が女性だからです!」
声を聞いただけで、姿は見てないので、候補者自身なのか応援の人なのかはわからないけど、男が言っていた。

女を持ち上げているつもりなのかもしれないが、女を馬鹿にしている。
なぜなら、市長が女なら誰でも待機児童をゼロにできると思ってるからだ。
「誰がやったか」は無視されている。
「女性のほうが育児に関心が高いから」とも言っていたが、男は育児に関心がないから、男がトップの市区町村は、育児対策がダメダメなのか?

「女性目線」という言葉はよく聞くが、「男性目線」という言葉は聞かない。
横浜の市長が男だったら、待機児童がゼロになったとしても、「待機児童がゼロになったのは、市長が男性だからです!」とは絶対に言わないだろう。
その市長の能力やパーソナリティが評価されてるはずだ。

女が仕事で結果を出すと、「女性目線」で成功したと言われる。政治だけでなく、商品開発なんかでもそうだ。
「女性ならではの細やかなセンス」だの言うけれど、がさつな女だっているし、女なら誰でも細やかなわけではない。たまたま、その人が細やかなセンスを持ち合わせていただけだ。
たまに、細やかに見えない女が成功すると、「女性とは思えない男まさりの行動力で云々」なんて言い出す。

女性用の商品を作ってるメーカーのほとんどは、男が創業者だ。女が社会進出していない時代から、女性に需要があると思えば、男は女性向けの商品を作ってきた。別に女性用だからって、手を抜くわけでもあるまい。社会で成功するのに男か女かは関係ない。

男女共同参画だの女性議員を増やそうだのと言う前に、女の成功を「女性目線」のせいにすることをやめるのが先。

posted by らいと at 20:04|